「若くて才能ある黒人なのは私のせいじゃない。」
-リリ・ウィリアムズ
リリ・ウィリアムズはMITの元学生で、アイアンマンベースのフライトアーマースーツを含む様々な最新鋭のデザインを生み出した才能ある発明家。課題の1つだったヴィブラニウム探知機をCIAに使用されたことでタロカンの存在が地表世界に知られることを懸念したネイモアの標的になっていることを知った彼女はタロカンとアメリカ政府から追跡を受けた。シュリとワカンダ人からアプローチされたことでワカンダとタロカン間の戦争に繋がった後、ワカンダの技術を使用した新しいアーマーを着用して大西洋での戦いでワカンダを援護し、アメリカに帰った。
アーマーを作るのに十分な資金を得るために副業を続けていたことでMITから追い出されてシカゴに戻ることになった彼女は夢を捨てずにスーツの作成を続けていたが、フッドから彼のギャングのために働く見返りに資金を約束された。亡き親友ナタリー・ワシントンを模して偶然作られたAIのN.A.T.A.L.I.E.から警告を受けたが、フッドのために働き続けた彼女は自身と愛する人たちが危険に晒されていることを知った。魔法の脅威に直面した彼女は根深い恐怖を克服してフッドを倒した後、メフィストとの契約を承諾してナタリーを復活させた。
生涯[]
人物[]
能力[]
- アイアンハートアーマーの機能: 飛行能力やスーパーパワー、耐久性、スピード、敏捷性、スタミナ、反射神経を与える技術的に高度なアーマーのセットを使用する。アーマーにはエネルギーリパルサーやその他の攻撃用武器も備わっている。
- 「この装置は水、石、更には重金属を通してヴィブラニウムの周波数変化を検知できる。これを作った人は本当に凄い。ねえ、見て。中には特注品もあるし、廃品置き場から拾ってきたようなものもある。」
- -シュリ
- 天才的な知性:マサチューセッツ工科大学に通う天才児で、エヴェレット・ロスによると教授陣を圧倒していたという。世界で最も賢い人物であるシュリが彼女を「素晴らしい」と評した。
- 熟練したエンジニア:3歳の時、義父の後押しで最初の機械を製作した。冶金学の授業で使用するヴィブラニウム探知器は特注品や廃品置き場から集めた部品を使って、数ヶ月で製作した。また、報酬と引き換えに女子生徒のロボットハンドのグリップアルゴリズムを修正し、衛生責任者のトラック数台を修理した。更に暗号を解読するために機能的な量子コンピュータも製作した。
- 熟練した科学者: スーツを飛行させながらオイラー角を見つけ、連邦政府の監視ドローンを撃墜することができた。
- 熟練したハッカー:ラップトップの2065バイトの暗号化でシュリを感心させ、ロックアウトされたときにそれを解読するために機能的な量子コンピュータを構築した。
- 射撃能力
- 卓越した操縦スキル
装備[]
アイアンハートアーマー[]
- 「ああ、くそ!彼女はアイアンマンスーツを着てるぞ!」
- -FBI捜査官
- アイアンハートアーマー: マーク I: スターク社の設計図を使用して、独自のアイアンマンアーマーを設計した。マーク I はリパルサーを発射し、ハート型のアーク・リアクターの動力で飛行することができる。
- アイアンハートアーマー: マーク II: ワカンダの技術で完全にヴィブラニウムでできたアイアンハートスーツの2機目のモデルを設計し、ヘッドアップディスプレイを備え、スーツよりもさらに高度な水中を移動できるほどの優れた武器を搭載した。
- アイアンハーアーマー:マークIII:MIT在学中に助成金を得て、アイアンハートアーマーの3機目を開発した。プロトタイプだったため、武装能力は低かったが、ヘッドアップディスプレイ、超音速飛行能力、基本的な生命維持システムを備えていた。
- アイアンハートアーマー:マークIV:
- アイアンハートアーマー:マークV:
その他の装備[]
- ヴィブラニウム探知機: 学校の課題で水中の鉱物を探知できる装置を製作した。この装置は非常に強力でヴィブラニウムさえも探知できる。そのため、CIAがこれを作戦に使用した。
トリビア[]
- コミックにおけるリリ・ウィリアムズはMITの学生で、アイアンマンの技術をリバースエンジニアリングして独自のアーマースーツを作成し、アイアンハートとして知られるようになった。トニー・スターク本人からアプローチを受け、スーパーヒーローになりたいという彼女の願望を支持され、シビル・ウォーⅡに参加してキャプテン・マーベル陣営と対立した。
- ドミニク・ソーンはマーベル・スタジオから電話がかかってきて、アイアンハートを演じたいかと尋ねられた。「デラウェア州の自宅にいた時にこの役を演じたいかと尋ねられたんです。今まで受けた中で最高の電話でした。とても驚きました!実際、会話にかなりラグがあったんです。『ああ、サイドを送って』とか『テープを送って』とか言われるのを待っていたんですが、そんなことはなくて、ただ『これをやってみない?』と聞かれたんです。オーディションが全くなかったので、今までで一番ユニークな経験だったと思います。」
- ソーンは元々、大学2年生の時に『ブラックパンサー』第1作でシュリ役のオーディションを受けていた。役はもらえなかったが、後にライアン・クーグラー製作の『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』に出演し、製作総指揮のネイト・ムーアが彼女に電話をかけ、アイアンハートのキャラクターを知っているか尋ね、彼女が知っていると答えると、彼女にオファーした。