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ヒストリー[]
「今までやってきたことも、今日することも、そして今後するであろうことも全て、私がするのはこの世界を護るためなのだ。誰かが、力のある者には責任があると教えてくれた。これは通常は子供のための教訓だろう。しかしそんなに単純なことではないのだ。私がこのアーマーを身に着ければ、どんな人間が手に入れようとしたよりも大きな力を得られるが…。恐らくそれは私の心臓が本当に耐えられる力を超えているのだ。だが今日…私は自分の任務を行う。たとえ我が身がどうなろうとも…。」 ‐トニー・スターク
養子縁組[]
トニー・スタークの生物学的な親は分かっていない。彼は裕福な実業家であるハワード・スターク とその妻であるマリア・スターク により、健康な子供を産むことに失敗した後に養子として引き取られた。マリアが問題なく出産ができるようにと切望し続けたハワードは、宇宙から来たロボットであるリゲリアン・レコーダー451に助けを求めた。451は、ハワードの息子が将来、人類の技術進化の加速と地球が宇宙からの脅威に反して繁栄するための力になれるよう生物工学操作をさせてくれるなら、と、赤ん坊が生き延びることができるよう手助けすることに同意した。451によれば、ハワードの生まれる前の息子は、451自身の加工と、自然に子供に継承されるであろう父親の知能とエンジニア能力のおかげで完璧な候補者らしかった。子供が子宮の中で遺伝子変異を加えられている最中、ハワードはそのロボットが彼の息子の命を将来的に危機に陥れるであろう、ある種の殺人スイッチのようなものを隠していることに気が付いた。ハワードはそれを阻止するために「バイオカクテル」を発明し、451の背中に取り付けた。 赤ん坊が生まれると、451は地球を去った。 ハワードが451の陰謀を妨げるこの一連の過程のせいで、生まれた子供は致命的な病を抱えていた。スターク夫妻は、451がハワードの干渉に気付き地球に戻ってきたとしても赤ん坊を見つけられないようにするためマリア・スターク財団のホスピスに隠し続けることにし、新しく子供を作ることは考えられなかったので、健康な男の子を養子とすることに決めた。こうして養子にされた子供がトニー・スタークである。
生い立ち[]
幼少期
トニー・スタークは6歳で学校に入学するとすぐに組立工での実験を始めた。高校では卒業生総代表を務め、15歳でMITの学士課程に進むと、物理学と電気工学を専攻した。物理学と電気工学のダブル専攻は彼にとっては容易く、その両方で修士号を獲得した。 彼は20代になり、のらりくらりと世界中を放浪するうちに金持ちで怠惰な、ふがいなく、不安定で、プレイボーイなジェット族冒険家になった。21歳の時に、両親が車の衝突事故で無くなり、彼は父親の事業であるスターク・インダストリーズを継ぐと、2、3年の内に彼は会社を、合衆国政府との最新の兵器や軍需品の契約を主とする数十億ドル単位の事業にした。また、車会社を買い、ブレーキを設計し直したり、考えられうる全ての欠陥を修正したりした。 アイアンマン・アーマーの発明 スタークは彼の兵器の実地試験を監督するためにアフガニスタンを訪れた。デモンストレーションの途中で、スタークはブービートラップに掛かり、鋭い榴散弾の破片が彼の胸に突き刺さった。致命的な傷を負ったスタークは革命班のリーダーであるウォン・チュウに捕えられ、1週間以内には尖った破片が心臓に到達しスタークの命を奪うだろうと告げられた。ウォン・チュウは、スタークが強力な兵器を作れば命を救うための手術を受けさせてやると嘘の約束をする。スタークはこれが嘘だと見抜いていたが、道具を使わせてもらえることを望み、敢えてこの条件に同意した。
アイアンマン誕生
スタークは他の捕虜である、有名なアジア人物理学者でノーベル物理学賞も受賞したホ・インセン教授と共に小さなラボを使うことを許された。ホ・インセン教授の研究はスタークも大学時代に賞賛していた。インセンをアシスタントとし、スタークは自分の心臓に破片が入ってしまった後も拍動し続けさせるためのペースメーカーのような機械と共に、電気を動源とするスーツを作った。このアーマーは攻撃のための兵器も搭載していた。 スーツを身に着け、スタークはスーツを力の源である発電機に繋いだ。フル充電されるのをテーブルの上に横たわって待っている間は何もすることがなかった。何とも運の悪いことに、ウォン・チュウはこのタイミングで囚人たちの見回りを始める。もし見つかれば自分たちのやってきたことが全て水の泡になることを知っていたインセンは、スタークにスーツが完全に充電するまでに必要な時間を稼ぐために自身の命を犠牲にしてウォン・チュウの足止めをすることを決心する。アイアンマンとして、スタークはインセンの死への報復をし、ウォン・チュウのゲリラ軍を蹴散らした。そして彼は心臓の機能を保つために必要であるアーマーを身に着けたままジャングルへ入り、敵の陣地から逃げようとした。 ジェームス・ローズは東南アジアに駐在していた合衆国海軍のパイロットであり、偵察任務中にロケットによりそのジャングルに撃ち落とされていた。ローズがアイアンマンと遭遇したのは、彼がなんとか安全に着地し、仲間の救助ヘリを呼ぼうとしていたときだった。アイアンマンがローズを敵の攻撃から逃れる手助けをすると、ローズは彼にヘリコプターのバッテリーからアーマーに充電させてやった。2人は共にジャングルを抜け、遂にロケットの秘密基地を見つける。敵のヘリコプターを盗み、彼らはその基地を破壊した後最寄りのアメリカ基地へと飛び立った。 合衆国へ帰還すると、スタークは彼の胸の、ペースメーカーのような機能を持つプレートを設計し直して、プレートを小型化・軽量化して普通の服の下にも装着できるようにした。アーマーの胸のプレートがいつでも身に着けられるようになり、心臓を鼓動させ続けることができるようになると、スタークはアーマーの残りの部分もまた普段使いができるように改造しようと決心した。 軽量化された胸プレートに合うようアーマー全体を再設計し終えると、スタークはこのスーツの存在を公に明かした。彼はこのスーツの本当の誕生のきっかけと共に、自身が生き続けるためには胸のプレートを付け続けなければならないことは隠した。スタークはこのスーツを「ヒューマン・マシン」と呼び、すぐに生産して一般販売すると知らせた。
スーパーヒーローになる
その直後、スタークは泥棒に他のスーツのパーツを盗まれるのを防ぐために戦闘スーツの1つを身に着けた。この経験により、彼はスーツを一般販売するのはあまりにも危険すぎると気付いた。次の日にスタークは当時のフィアンセであるジョアンナ・ニヴァナに東南アジアで経験したことを明かした。二人はその午後、ニューヨークのフォレストヒルズで行われたテニス大会に出場した。スタークは近くのラボで実験するためにアーマーを持参していた。その試合に、テロリストが侵入し、その場にいる人間を皆爆弾で殺すぞと脅した。ジョアンナはスタークに、アーマーを身に着けテロリストを阻止するよう急かす。スタークはその通りにし、テロリストを捕え爆弾を高く放り投げることにより参加者を救った。このようにして、アイアンマンはヒーローとして公になり、スタークはアイアンマンとして悪の力をくじくという新たな使命を覚えた。 自身がアイアンマンであることは隠しておくため、スタークはアイアンマンは彼が発明したスーツを着た、彼が雇っているボディガードだという作り話を流し、彼が本当に信頼している仲間達だけが、スタークとアイアンマンが同一人物だということを知っていた。この機密情報を初期から知っていた者の中にはトニーのお抱え運転手である{ハッピー・)ホーガンがいた。ホーガンは、後にトニーも好きになってしまう、トニーの秘書であるペッパー・ポッツと恋に落ちる。ポッツはトニーの気持ちにも応えてはいたが、彼女はやがてホーガンと激しい恋をし、結婚にまで至る。 当初、スタークはアイアンマンの存在を、アクターのようなスパイやメルター、ミスター・ドールのようにスターク・インダストリーズを脅かす犯罪者を撃退するためにのみ使っていた。この当時、オリジナルのクリムゾン・ダイナモがスターク・インダストリーズを襲ったがトニー・スタークは彼を説得して退けた。後に彼の宿命の敵となるマンダリンと対峙したのもこの時期である。 後に、彼は自己の分身{=アイアンマン)の活動の幅を、アメリカや世界の平和を脅かす全ての力や人間との闘いにまで広げた。スタークは、様々な団体やS.H.I.E.L.D.において活動した。アイアンマンとして、アベンジャーズといわれる超人のチャンピオン達で構成された地球最強ヒーロー団体の創立メンバーとなった。スタークはアベンジャーズに、独占的に使用できるようマンハッタンのマンションを寄付した。 アベンジャーとして、スタークは、たまにはプライベートとアベンジャーズにおける責任との両立に苦しみながらも、年月を通して数多の任務に参加した。ハルクが脱退した後、彼は残りの創立メンバーと共に、ヒーローであるキャプテン・アメリカの氷づけ{第二次世界大戦以来とみられる)の姿を発見した。またスタークは旧敵であったホークアイ智和解した。ホークアイは、スタークや他の創立者が活動を休止すると決めたときにアベンジャーズに加入した一人である。 年月をかけスタークは絶え間なくアーマーに改良と改修を加えた。大きすぎて扱いにくい鉄のスーツから始め、彼はやがて比較的軽く、一本の回路を持ち、磁力的に分極化し 、より人間らしい見た目の人工筋系スーツを造り上げた。スタークは論理機械学における天才だったので自分のアーマースーツを芸術の域に保てた。また、金属プレートを胸に着ける必要がなくなるように、心臓移植手術を受けた。 道徳的理由から、スタークは兵器の生産をやめ、他のテクノロジーの領域に献身することを決めた。
イルミナティ
クレー・スカル戦争の勃発により、ワカンダでプロフェッサーX、ミスター・ファンタスティック、ブラック・ボルト、ドクター・ストレンジ、ネイモアと遭遇し、平和を保つためにスーパーヒーローが戦略や政策を練る名もなき秘密結社{イルミナティ)を創立する。スタークの元来の目標は世界中に統率された団体を作ることだった{だが彼は、会議中とても退屈になってそのグループの長になりたくなっただけであろう)。しかしながら、多くのヒーローが自身の身元を隠すことを選ぶという理由だけでなく、信仰や哲学の違いにより、スタークの計画は実現されなかった。だが、そのグループは重大な情報を共有することに関しては同意した。 アルコール依存症と新アイアンマン この近年、トニー・スタークの最大の強敵はアルコール依存症だった。裕福な社会的地位から、アルコールは彼の生活の一部だった。スターク・インダストリーズからスターク・インターナショナルに名前を変えた彼の会社は、彼自身が過酷な個人的問題にぶちあたると同時に乗っ取りの危機に遭い、彼はアルコールをやめることを決意する。彼は最初の深刻な発作を何とか乗り越えたものの、飲酒への欲求は絶え間なく続いた。プライベートで1度目に依存症になったときのときより更に辛い問題を抱え、彼が2度目のアルコール依存症に陥ると、トニー・スタークは何ヶ月にも渡り過度の飲酒をし、この間に彼はスターク・インターナショナルにおける座を追いやられ、アイアンマンのスーツは{1つを除き)全て壊され、様々なマンションのリースも失い、更には個人資産まで、彼が着手できないように凍結されてしまった。これらの全ては、謎に包まれた事業化のオバディア・ステインの陰謀であり、彼はスタークの会社を継いでステイン・インターナショナルと改名した。 この間、軍を離れた後スターク者で働いていたスタークの友人であるジェームス・ローズはアイアンマン・アーマーを保管し、スタークの代わりにアイアンマンとして操縦していた。 スタークが依存症から回復すると、彼はローズとリッチモンド・エンタープライズの2人の友人、モーリー・アーウィンと彼の妹であるクリュタイムネーストラー・アーウィンと共に、カリフォルニアに新しい電気製品会社、サーキット・マキシムズを立ち上げる計画に加わる。当初は小さな会社だったが、サーキット・マキシマムズは繁栄し会社として成功する。 ジェームス・ローズはアーマーを管理している間にどんどんアイアンマンになることに執着するようになり、スタークが依存症から回復すると、スタークがアーマーを返せということを恐れるようになった。しかし人工頭脳搭載のヘルメットはローズの脳波を適正に合わせることができず、彼はやがてひどい頭痛と意識混濁を抱えるようになる。結果的に、ローズはスタークに敵意を露わにするようになる。自身の治療の一環として、スタークは、アルコール依存症を自分で制御できている実感が得られるまではそれを身に着けないという思いで、彼の最初のアーマー・スーツを基にしたシンプルなスーツを作った。スタークは、ローズが危害を及ぼすのを防ぐためにはこのスーツを身につけねばならないだろうと感じた。スタークは何とかローズを抑え、人工知能に必要な修正を加えた。しばらくの間スタークとローズは別々のアイアンマン・スーツを着ていたが、スタークは実は乗り気ではなかった。ウェストコースト・アベンジャーズの議長であるホークアイの提案によりスタークは、アベンジャーズのメンバーが、それを身に着けることができてチームの力を増強してくれるような人を見つけられるように、より複雑な最新のアーマーを設計し、造った。
アイアン・マンガーとの闘い
しかし、それが終わるとすぐに、オバディエ・ステインがスタークの回復への歩みに気付き警戒するようになる。サーキット・マキシマムズは爆破され、ローズが負傷し、モーリー・アーウィンが亡くなった。報復に燃えるスタークはまだテストをしていない新しいスーツを身に着け、ステインを探し出す。ステイン自身も、スタークの計画を基に彼の会社のエンジニアが造ったスーツを着ており、アイアン・マンガーとしてアイアンマンに対峙した。スタークに負けたステインは処刑された。 スタークは、人は完全にはアルコール依存症を治すことはできないものの、アイアンマンになる責任を否定することはできないと気付く。彼は再びアイアンマンとしての任務を再開し、アベンジャーズの新たなウェストコースト支部に参加する。
スターク・エンタープライズの設立
スタークはようやく自分の資産を運用できるようになったが、 元スターク・インターナショナルとして知られている会社の所有権は主張しないことに決めた。彼はむしろ、技術設計と生産の新しい会社であるスターク・エンタープライズを設立した。この会社は南カリフォルニアのシリコンバレーを拠点とした。スターク・エンタープライズはすぐに成功し、革新的な会社へ成長した。
アーマー・ウォーズ
スタークは自身をスパイマスターと名乗る実業家がアイアンマンのアーマーのために作り出された多くの技術革新の多くの秘密の設計図を盗んだことを知る。スパイマスターは、これらの設計図をスターク社の最も強く競合的なライバル会社であるジャスティン・ハマーに渡し、ジャスティン・ハマーはこれらが犯罪者の手に入ることを可能にした。そして犯罪者たちは、盗まれた技術革新を自分たちの武装スーツに取り入れた。自分の発明が犯罪行為に使われ、更には殺人の道具にされていることを知ったスタークはこのような犯罪者たちから自分の秘密の技術を奪うことを決めた。彼はハマー社のコンピュータシステムの中にコンピュータウイルスを作って送り込み、スタークのアイアンマン技術に関する技術設計図を一掃した。アイアンマンとして、スタークは多くの犯罪者やその他にも{合衆国政府のガードマンなど)彼の技術から派生したスーツを着ている人を探し出し、捕まえた。彼は彼らのアーマーに、回路を壊してスーツが使い物にならなくなるように「ネゲイト・パックス」という機具を埋め込んだ。ハマーは技術設計図を失い、もはやスーツを造ることはできなかったと思われる。
アイアンマンとアーマー・ウォーズ
アイアンマンはこれらの「アーマー・ウォーズ」の過程で事故により2代目のチタニウム・マン{グレムリンとしても知られている)を殺してしまう。合衆国政府は、アイアンマンをこれらやその他の自衛行為の結果アイアンマンに犯罪者の烙印を押し、彼の長年のアベンジャーズ仲間であるキャプテン・アメリカも彼を非難した。スタークは彼の不法行為は不本意であったとしてアイアンマンを焼却したことを公言した。彼が政府に提出した申し立てによると本家のアイアンマンであるという「ランドール・ピアス」の嘘話を作ることまでした。 しかし、スタークはアイアンマンとしての平和維持活動を諦めたわけではなく、彼はスパイマスターに盗まれたものよりもずっと精巧な、アーマー・バトルスーツを造り上げた。スタークはアイアンマンとして活動を続けたが、前アイアンマンは死に、今は別の身元不明な新しい従業員がアーマー・スーツを着ているのだと公に発表した。
銃撃されたスターク
後に、スタークの以前の恋人であり精神が不安定なキャシー・デアがスタークを銃撃する。銃弾はスタークの脊髄にかなりの怪我を負わせ、スタークは歩けなくなる後遺症が残るかと思われた。しかしアイアンマンのアーマーを身につければ体が普通に機能した。その後、スタークの脊髄にはマイクロチップが移植され、彼は再び普通に歩き、動くことができるようになった。この「バイオチップ」という機械は神経に与えられたダメージの機能的・そして物理的な問題を解決した。これはケアーソン・デウィットという、スタークが自分の父親のデザインを盗んだと主張する異常者の攻撃により悪化してしまった。デウィットはスタークの神経系に有機技術のウイルスを送り込んだが、スタークは生き延びることができた。彼はローズにCEOとしての自分の地位を託し、自身を低体温仮死状態にする必要があった。回復するとすぐにスタークはアイアンマンのアーマーを離れていても操作できる「遠隔操作」システムを利用し戦ったが、ウルティモとの闘いの代償により負傷した。スタークは多くのリハビリを経てやっと回復した。 スタークはステインの経営政策がマスコミにばれてしまって、スターク・エンタープライズを再構築する必要がでてしまった。これはハルクがガンマ爆弾の生産工場に関してそうしたように、多くの他のヒーローがアイアンマンを非難する原因ともなった。 スタークは、良い意図を持ってはいるもののCEOとして誤った決断{例えば、エイムが秘密裏に運営する偽の会社に核資源を売ってしまったことや、イマヤでの彼の行動など)ばかり下すローズとも揉めた。ローズは自分の神経系へのダメージを偽っていたスタークに対してまだ怒りを抱いていた。しかし、2人は衝突し、闘い、最終的に友好関係を取り戻した。
陰謀
後に、インモータルズの影響下でスタークは殺されてしまう。彼は一時的に他の時系列から連れてこられた若いスタークに一時的に取って代わられる。このねじれは、フランクリン・リチャードや他のヒーローたちが自身を犠牲にオンスラフトと戦い、正された。代理のトニー・スタークがマーベル・ユニバースへ帰る時、彼はフランクリン・リチャードのおかげで生き返ったアース616のトニー・スタークと合体した。生き返ると、すぐに彼はアベンジャーズの仲間たちに自分を裁かせ、無罪とされた。 スタークはフジカワを買収して新しい会社であるスターク・ソリューションズを形成することを拒否した。マンダリンやその他の敵との闘いで傷を負い、長期に渡りアーマーを装着することの危険性を学んだ。アーマーの動力系と絶縁体は大幅に再設計され補強された。ジョカスタの人工知能はサンセット・ベインから発見された。インセンの息子たちは自分の父親とアイアンマンの技術に心酔し、トニーに接触した。
感覚を持ったアーマー
嵐の中セッションと戦闘していると、アイアンマンのアーマーが感覚を持つようになった。これは後に、ウルトロン・インペラティブの仕業だと分かる。その安全アーマーは過剰防衛だという感情を抱き、スタークと代わろうとするが、最終的に、闘いの中で自身の創造者が負った心臓のダメージを修復するために自身を犠牲にした。 この、感覚を抱いたアーマーの経験の後、トニーは柄にもなく科学技術恐怖症の発作に苛まれ、トニー・スタークになることもアイアンマンになることも諦める。彼は自身の財産をばら撒き、「ホーガン・ポッツ」の外的人格を採用して、スキンと呼ばれる新しい合金をアーマー設計に使うアスキュー電気製品会社のただの一従業員としてなりをひそめた。ショッカーに対する試験運用行った後、スタークはA.I.M.やゴースト、そして最終的にウルトロンとの戦いに突入し、彼らの目的はインセンの息子たちや感覚を持ち始めたアイアンマンを利用し、S.K.I.N.能力を盗むことであると判明した。 スタークは世界中の反逆者にばら撒かれた初期の軍用装甲を調べた。テムジンもまた自分の存在を感知されるようにし、父であるマンダリンの死の仇であるとしてアイアンマンを非難した。ラスベガスでは奇妙な宇宙生命体である「バイオ・プラズマ」が観測された。 スタークはサンダーボルトにコバルトマンとして潜入調査するよう命令した。合衆国軍はアイアンマンの古い型を要求した。偽装にはスタークが特許を取っていない技術が用いられ、そしてアイアンマンとして活動し続けることは、アーマー・ウォーズの後に結ばれた合意を破るものであった。同時期、防衛省の新しい長官が必要となり、スタークはこの地位に就き、アイアンマンの技術などを含む災害を止めた。
ニュー・アベンジャーズ
アベンジャーズはアントマンやビジョン、ホークアイの死をもたらしたスカーレット・ウィッチの行為の後に解散した。この災難に際し、スタークはスカーレット・ウィッチに操られ、国連会議で突然ラトビア人大使を脅迫した。加えて、クラレンス・ウォードは盗まれたアーマーを使ってスターク・インダストリーズの取締役会のほぼ全員と、スタークのガールフレンドであるルミコ・フジカワを殺した。これらの出来事を受けてスタークは秘書を辞職した。 6か月後、ラフトで大規模な脱獄が起きた。アイアンマンは街中を飛び、その監獄に着くとキャプテン・アメリカやルーク・ケージやスパイダーマン、スパイダーウーマン、マット・マードック、センチュリーなど、偶然その場に集まった他のヒーロー達が監獄の破壊後に囚人を中に留めさせるのを手伝った。スティーブは偶然ヒーローが共通の敵のために集ったこの出来事はアベンジャーズが再結成される必要があるという証拠であると悟った。ニュー・アベンジャーズは本拠地としてスターク・タワーを使った。
エクストリミス
スタークは再び、ラボで寝泊まりするほど熱心に仕事をするようになった。そこへとある同級生が、エクストリミスという超人兵士製造の計画が小さなテロリストグループへ受け渡されようとしているとして助けを求めてきた。アイアンマンは件のテロリスト、マーレンと戦うが、重症を負ってしまう。 必要に迫られて自身にエクストリミスを使用したアイアンマンは、傷を回復し、そして自分自身、とりわけ最新のアーマーを身に着けている時にはエクストリミスの技術と回路を直結できることに気付いた。再びマーレンを追いかけ、スタークは彼を殺めざるをえなかった。
シビル・ウォー
政府の、変装してスーパーパワーを使う人間に自身の身元を政府へ明かし定められた団体に入ることを強いるスーパーヒーロー規制法を定める計画を知ったアイアンマンは、最初はこの草案を退けようとし、意見を自分の思うように動かそうと、チタニウム・マンを雇って自分が証言をしている最中に法律聴聞会を襲わせることまでした。 しかしトニーはこの法律に対する意見を変え、これを彼が「イルミナティ」を結成するときに望んでいた目標を達成し、人間とスーパーヒーローとの友好関係を結ぶ手助けになると見るようになる。加えてスタークは、ニック・フューリーの秘密戦争やハウス・オブ・Mなどにより生じた不穏な環境によりこれらの法律は難なく可決されるだろうと考え、この法律を支持し、これ以上スーパーヒーローコミュニティの状況を危うくするような出来事が起こる前に普及させる方が得策だと考えた。 スタンフォードやコネティカットでアマチュアヒーローのグループも含むニューウォーリアーズがスーパーヴィランと戦闘し、学校の子供たちが大部分を占める600人以上もの人間が殺された災害の後、一般大衆のスーパーヒーローに対する反発が強まり、法令が施行された。この新しい法令を巡るヒーローコミュニティの意見は2つに分かれた。トニーはスーパーヒーロー規制法を支持する主な代表がいなければ政府は強硬手段を取るであろうことも、「古き良き日々」に戻ろうなどという意見もないことも分かっていたので、フェアな手段をとり、彼自身が賛成派の代表となることを決めた。反規制法派のリーダーはキャプテン・アメリカが務めた。規制法支持者になってから初めての大衆でのヒーロー行為の中で、スタークは再びアイアンマンとしての変装を解いた。 スーパーヒーロー規制法賛成派の代表 反規制法派に対処する方法として、アイアンマンとイエロージャケットとリード・リチャードはネガティブゾーンに監獄42を建設した。この監獄は悪党ヒーローを閉じ込めておくための特別な設備があったが、シビル・ウォーが続いている限りという一時的な手段であった。ラフトが規制で定められた登録をしていないヒーローを見つけるために、ソアーのサイボーグクローンを作り、サンダーボルトを操るためにナノボットを用いたように、ヒーローにとって監獄を脱することは容易だったからだ。 規制法賛成派は、反対派に罠を仕掛けた。賛成派が反対派を取り囲み、アイアンマンは争うのを止め停戦協定を結ぼうと試みた。しかし、キャプテン・アメリカはアイアンマンの提案を拒んで攻撃し、これを機に両派は直接対決を始めた。この闘いの中でソアーのクローンが故障し、ゴライアスを冷酷に殺してしまった。このような出来事によりトニーは自身へ疑念を抱くようになる。スタンフォード事件犠牲者の1人の母であるミリアム・シャープや、トニーの親友であるハッピー・ホーガンなどがこの疑念を更に深くさせた。この直後、ハッピーはアイアンマンを攻撃し自分の怪我への復讐を図ったスパイマスターに襲われる。ハッピーは病院に担ぎ込まれ救命措置をされたが、後に死亡してしまった。 シビル・ウォー以前に、ニューアベンジャーズの仲間であるスパイダーマンとその家族を助けていた。ピーター・パーカーがスタークを師匠と見なすようになり、彼のアシスタントになると、スタークから技術を更に進化させたアーマーを譲り受けた。スタークは同時に、スパイダーマンに自分と同様、大衆で変装を解き自分の身元を明らかにするよう説得していた。しかし、ピーターの自分は操られているのではないか、スタークの主張は本当に正しいのかという不安は、スタークがミスター・ファンタスティックがネガティブゾーンに建てたスーパーヒーローのための監獄の存在を打ち明けるまで膨らみ続けた。スパイダーマンは自分の家族をこっそりと逃がしたのち、レジスタンスに加わるために自分もスターク・タワーから脱出しようとした時に立ちはだかったスタークに攻撃した。しかし、スタークにもらったスーツを着すぎていたことやパニッシャーからの不意打ちにより、やっとの思いで脱出に成功したウェブスリンガーはスタークや賛成派からのスパイだと見なされてしまった。 反対派が監獄42から囚人を逃そうとしている時に、賛成派がやって来て戦闘が始まると、クロークにより両派はニューヨークへと連れていかれた。やがてキャプテン・アメリカはこのような戦闘での衝突は間違いだと気付き、降参する。反規制派はこの大赦を受け入れ、 キャプテン・アメリカは「シビル・ウォー」中に自分がとった行動により裁判にかけられることも受け入れた。 しかし、拘留中にキャプテン・アメリカレッド・スカルにより暗殺されてしまう。スタークは友人の死に打ちのめされ、今後どう活動していけばいいかわからなくなってしまった。スティーブは生前、トニーに宛てた手紙にキャプテン・アメリカの名を受け継ぐものの存続とバッキー・バーンズの捜索を誓ってほしいと書いていた。トニーはバッキーがキャプテン・アメリカのマントを我が物とし新たなキャプテン・アメリカとなる手助けをした。
S.H.I.E.L.D.のリーダー
シビル・ウォー中、S.H.I.E.L.D.の代表のマリア・ヒルはスタークが次期S.H.I.E.L.D.代表になることを提案した。マリアは、スタークのほうが代表に相応しいし、その事実のせいで適切な人が出て行ってしまうと言った。紛争が終わると、スタークは次期リーダーとして承認された。 アイアンマンやその他のイルミナティメンバーはハルクを地球から追い出す責任があり、 もしハルクが復讐に現れたときにはそのターゲットになるであろう人々であった。幸運なことにスタークはこの可能性をいずれ起こることだろうと考えたので、ハルクを新しく造った対ハルク用アーマーで迎撃する準備をしていた。彼らの闘いはニューヨーク市の大部分を破壊し、攻撃が強すぎたために他のヒーローは手助けや介入ができるほど近付くことができなかった。戦闘中にスターク・タワーが2人の上に倒れ、遂に、ハルクがトニーを捕え他の捕虜ヒーローと共にスタジアムへ監禁した。スターク{や彼の友人達)の電源が使い果たされると、スタークは{センチュリーとの闘いで弱っていた)ハルクを、彼がS.H.I.E.L.D.のリーダーとして設置を手伝った軍用衛星軌道レーザーで意識不明にさせた。スタークはアベンジャーズ・タワーやニューヨーク市で破壊された数々の建物を治すために多くの資金源{最も多額なのはS.H.I.E.L.D.そのものだった)から金を引き出さなければならなかった。 S.H.I.E.L.D.のリーダーとして、アイアンマンはネブラスカ・イニシアチブのメンバーであるガジェットの死について調べていると、偶然、彼女が何百人もの行方不明者の調査をしていたことに気が付いた。防衛省長官のジャック・クーニングは、スタークが、プロメテウス遺伝子工学社と新たな超人兵士を生み出そうという目論見を脅かす存在だと気付き、エクストリミスのアーマーから力を奪うと、精神的ストレスが原因としてその地位を退いた。 スタークは密かにネブラスカへ戻り、レオナルド・サムスンやキャプテン・ウルトラの助けを借りて、プロメテウス遺伝子工学社が行方不明者たちをエクストリミス・ウイルスの実験台にしていたことや、マヤ・ハンセンが知らず知らずのうちに、復活したマンダリンの、エアロゾル化されたウイルスを作り超人人種を造ろうという計画に協力してしまっていたことを知る。アイアンマンは古いアーマーを用いることを強いられ、プロメテウス研究所でマンダリンやエクストリミスにより力を得た幹部要員たちと対峙した。彼はS.H.I.E.L.D.に、ブラックホールの重力装置内の縮小弾頭部と共に、これらの人々を連れ帰るように指示した。それゆえ一帯からの脱出の際に与えるダメージは研究所のみに抑える必要があった。マンダリンはマヤ・ハンセンと共に中国へ逃れ、トニー・スタークであるかのように振る舞い、マヤにエアロゾル化されたウイルスを手渡すよう説得した。スタークやS.H.I.E.L.D.は超人活動委員会によってネブラスカで核兵器を用いたとして拘束された。スタークの主な目撃者であるジャック・クーニングはミャンマーに逃げ入り、サン・{キング)・コングにマンダリンを探すのを助けてほしいと頼んだが、彼を連れ出す前にスナイパーライフルで殺された。スタークは有罪判決を宣言されたが、ドゥーガンは、S.H.I.E.L.D.が裁判権を持つ国連へ注意を拡散させるための囮の攻撃を計画し、スタークに、逃げて中国までマンダリンを追いかけるように指示した。マンダリンを倒すときに、スタークはエクストリミスのアーマーの加湿器を取り除くため自身の足の一部を切断せざるを得なかったが、ウイルスを含んだロケットの方向を変えそれを超高度まで飛ばすことによりウイルスを殺すことができた。その日も世界を救ったことによりスタークに対する一切の非難もなくなり、彼は再びS.H.I.E.L.D.のリーダーに復帰した。 ソアーが戻りスーパーヒーロー規制法と「シビル・ウォー」の一連の出来事を知ると、アイアンマンがかつての友人であるヒーローたちとの戦争を繰り広げ、スタークや他の人たちがソアーの認識や許可なくクローンを作るためにソアーのDNAを使ったことに激怒した。トニーはソアーと闘い始めるが、ソアーはスタークには全力のほんの一部しか使っていなかったことを明らかにし、自分では明らかに勝てないことを知る。スタークは赦しを乞い、アスガルドに外国の大使館を建て、地域の人々には外交上の免責特権を与えることを提案した。ソアーはこれを受け入れ、闘うのをやめたが、スタークにアーマーが壊れた状態でどのようにS.H.I.E.L.D.に戻ったらいいか尋ねられると、ぶっきらぼうに歩いて帰ればいいだろうと応えた。 トニーはサイクロップスと話をするためにXマンション跡を訪れた。彼は前Xメンのリーダーに、政府はXメンに身元を登録させようと強硬手段を取りつつあることを告げた。スコットはもうXメンは誰もいなく、もし新しく誕生することがあれば登録すると応えた。
スクラルの侵襲
スタークのアーマーは外来のサイバーウイルスに感染し、最終的に彼の中のエクストリミス・ウイルスが一掃されてしまった。スタークはスパイダーウーマン自身がスクラルのベランカ女王であることに気付いたが、危うく騙されて彼女の仲間にされてしまうところだった。スタークはミス・マーベルによって助けられた。彼女はスタークの希望により彼をブラック・ウィドウのもとに残し、ブラック・ウィドウは彼が壊れたアーマーを完全に機能できるよう修復させるまでの間、スタークの盾となった。トニーはニューヨークのヒーローを率いてスクラルの侵略者たちと戦った。しかし、闘いのさなかで彼のアーマーは壊れはじめ、スタークは他のアーマーを手に入れるためにアベンジャーズ・タワーへ戻ることを余儀なくされた。合衆国大統領は全くの分からず屋で、スタークの行いの意義も認めず、スタークをS.H.I.E.L.D.のリーダーから外したばかりかS.H.I.E.L.D.そのものまでも解散させてしまった。スクラルの侵略者たちとの闘いには勝った者の、トニーの喪失はとても大きかった。彼のテクノロジーは機能しなくなってしまい、会社は低迷、そして多くの新たな敵が現れたにもかかわらず、そのどの問題においても彼を助けてくれる仲間はいなかった。
暗黒統治
侵略の後、合衆国政府はアベンジャーズをも解散し、主導権をノーマン・オズボーンに譲ってしまった。アイアンマンはその後ヘンリー・ピムのマイティーアベンジャーズのメンバーになった。クソンの大脅威との闘いの前にアイアンマンはハルクの鎮圧の手助けをした。彼は自分がまだメンバーの一員になるには早いと気付くと、チームを去った。 エクストリミスの力を失い、スタークは規制法の全ての記録を消してオズボーンが仲間のヒーローたちの個人情報を知ることを防ぐためのウイルスをアップロードすることができた。このデータベースの唯一のコピーはスタークの脳にのみ存在し、スターク・タワーに残されたアーマーはオズボーンの手中にあるものの、スタークはその他のアーマーのうちの1つで活動を続けていた。アイアンマンはやっとの思いで新しいアーマーを手に入れると、スターク海中基地でネイマーと対戦した。スタークはアトランティーンに勝ち、崩れゆく基地から脱出することができた。オズボーンは、今度はスタークの首に報奨金を賭け、フード・ギャングに金塊の山を渡した。秘密団体カバルのメンバーがスターク討伐を含む様々な問題を議論するために集まった。一方スタークは思考時間が減り難しい単語を発音できなくなる程に知能を失いつつあった。彼はアイアンマンのスーツの操縦や制御がどんどん難しくなってしまっていたので、もっと簡単にそれができるようパーツを集め、組み立て直し始めた。この試みは、後にディミトリー・ブハーリンからダイナモアーマーを借りたので中断した。トニーはその後、ペッパーにより居場所を突き止められるが、マダム・マスクにペッパーと2人揃って捕まってしまう。 彼はペッパーの助けがあり何とか脱出するが、彼女をマスクの元に置き去りにせざるを得なかった。そして彼はアフガニスタンへ行ったが、目的地に着く前にアフガニスタン軍により撃ち落とされてしまった。アーマーが破壊されてしまったためにトニーは飛ぶのはやめ目的地である、ホ・インセンと共に捕虜として働き最初のアイアンマンアーマーを造った秘密のラボまで歩かなければならなかった。古いコンピュータのホコリを払うと、スタークは古いスーツを再び動かすことに成功した。このスーツは、彼の低下しつつある思考力でも制御できるほどシンプルな唯一のアーマーだった。 オズボーンは衰弱したスタークを自分の力で捕まえ、残酷な手段で彼を打ちのめしていると、ペッパーがその様子を全国放送したので、オズボーンは信用を失い、スタークは民衆に同情された。スタークはドナルド・ブレイク{ソアーの他の人格)に委任状を書くと、療養期間に入った。
解体されたスターク
ペッパーのアーマー内に残されていたホログラムメッセージにより、スタークは、彼のデータベースが壊れる前に現在の状態から思考を「復活」させることができる手段を開発していたことが明らかになった。メッセージ内の、もしもそのほうが状況を簡単にするならそのままの状態にしておいてほしいというスタークの願いや、ペッパー自身でさえ他の人が失敗している中、トニーが戻れるのかという疑念を抱いていたことに反し、ブレイクとバッキーはその手段を突き止め、スタークを通常の状態に戻すために使った。 スタークは解体された。 スタークを復活させるためのプロセスはとても複雑だった。まずはペッパーの電磁石インプラントを彼の胸に埋め込み、彼の身体をまるまる燃やした。そして彼らはマリア・ヒルが回復させた、彼がエクストリミスを注入する前の彼の脳のバックアップであるハードドライブを破棄し、インプラントを、キャプテン・アメリカの盾を繋いだソアーの電撃でチャンネルを合わせて起動させた。 その頃、スタークは最後に残った僅かな思考能力の中で、ハワードとマリアというカップルに助けられながら不毛な荒野で彼の人生の失われた遺産を掘っていた。しかし、彼が何かを発見するたびに、彼の発明品のチタンメカに似た大きな機械によって攻撃され、リセットさせられてしまうような幻想を抱いていた。彼はだんだん、彼の元祖のアーマーのものに似た鉄の胸用プレートを探しているのだと気が付いた。 地球に戻ったペッパーとローディー、キャプテン・アメリカは最初にトニーを復活させることに失敗した後にドクター・ストレンジの元へ駆けつけた。ゴーストがドクターの儀式を邪魔したが、トニー・スタークはマニュアル通りに昏睡状態から回復し、ゴーストのゴーストフォンを、この暗殺者をテレポートさせる道具として使った。彼はこの戦闘の後に彼のコンピュータでシビル・ウォーやキャプテン・アメリカの暗殺、秘密の侵略、暗黒統治などの出来事を読んだ時に畏敬の念を見せたことから、一同は彼のバックアップのドライブメモリーがかなり不完全であることに気付いた。
包囲攻撃
アスガルドによる包囲攻撃の最中、トニー・スタークは任務からは外れていたが再び古い型のアーマーを身に着け、ノーマン・オズボーンに盗まれたアイアン・パトリオットのアーマーを起動不能にし、ソアーやスティーブ・ロジャーズを含む3つ全ての主要アベンジャーズの復活を告げた。彼はボイドに打ち勝つ上で大きな役割を果たし、ハマー・ヘリキャリアーを全速力で衝突させて彼を弱らせた後に、ソアーにとどめを刺すチャンスを与えた。
ヒーロー時代
この包囲攻撃の後、かつてのノーマン・オズボーンの地位を引き継いだスティーブ・ロジャーズのおかげで超人規制法は廃止された。アイアンマンは再びソアーやスティーブ・ロジャーズと組み、彼らの過去の相違を差し置いて、関係を再燃させた。スティーブ・ロジャーズがシークレット・アベンジャーズを率いる傍ら、アイアンマンとソアーはバッキー・バーンズと共にキャプテン・アメリカに配属された。アイアンマンはスティーブからの指示を得られないことでわずかに苦労したが、スティーブは彼に、マリア・ヒルがきっとアベンジャーズを見守っていると伝えた。元気を取り戻したトニーはミスター・ファンタスティックの手助けにより新しい型のアーマーを造ると、スターク・リジレントという新しい会社を設立し、彼のかつての資産を再建し、政府の兵器開発からは手を引いて、彼の心臓のリパルサー技術を応用して民間の動力源にすると発表した。
トニーの最先端のアーマー
その頃、ハマーインダストリーズのサーシャ・ハマーとジャスティン・ハマーはスターク・インダストリーズが撤退したことによる軍隊技術の溝を、彼ら自身のデトロイト・スチールアーマーで埋めていた。彼らはスタークのスターク・リジレントにより開発されたリパルサー車の試運転をし発表しようという試みを妨害しようとしたが、失敗した。その後、ハマーたちに操縦されたドローンやデトロイト・スチールは、スターク・リジレントの計画を壊しデトロイト・スチールがアイアンマンよりも優れていると示すために試運転のレースを襲った。しかし彼らはまたしても失敗し、スタークは何とかレースを救ったばかりか、一連の出来事をリパルサー車の宣伝のためのスタントショーとして扱った。
自身への恐怖
サーパントが地球を征服しようと企む中で、トニーは全ての住人が生ける像に変えられてしまったフランス、パリの街でモックと闘った。従来の方法ではモックには勝てないと悟ったトニーはオーディンにアスガルドの火事場でマジカルパワーを備えた武器を造らせてほしいと頼む。犠牲者や自身の失敗に心をとらわれたトニーは、再び飲酒を始めてしまう。その後オーディンが現れトニーと話した後、オールファーザーはトニーに、スバルタルフセインでマジカルパワーの武器を造ることを提案する。しかし、二度と失敗しないと決めたトニーは再び禁酒状態に戻ることができた。これらの武器のおかげでアベンジャーズはサーペント・ワーシーとスカディに勝つことができたが、サーペントはソアーが自分の命と引き換えに倒してくれたのであった。何日か後、トニーはスバルタルフセインの武器を破壊し、オーディンと相談した後に神がパリ市民の壊されずに残った「像」を生き返らせた。また、スタークは小人のスプリット・リップにスターク・リジレントで働く権限を与えた。
長い転落への道
数日後、マンダリンとエゼキエル・ステインはゴールデンアベンジャーズのヴィランズ達を改良し、アップグレードして世界中で戦争を起こそうとした。また、マンダリンはマスコミを操作しトニー・スタークが飲んだくれだと報道させる際にアイアンマンがアーマーを身に着けている写真を利用し、アイアンマンアーマーの適切な操縦者としてのスタークのイメージを傷つけ、結果的に、軍により彼はアイアンマンアーマーが必要な時にシャットダウンさせてしまう装置をインストールさせられてしまう。スタークは自分がマンダリンに弄ばれていることに気付くと、スタークはウォーマシンの死を擬制し、自らもアイアンマンとしての活動を辞めることを装った。リジレントに悲劇をもたらしたマンダリンの策の後、スタークはマンダリンに対し目的を問うた。マンダリンははるか昔にスタークのスーツ内に潜伏していたことを白状し、更にスタークの自由を奪い、その後エゼキエルと共にマンダリンシティにおいてチタンメカを造ることに従事させた。数か月後、スタークとエゼキエルは3つのチタンメカを作成し、マンダリンは3つの闘技場を作成した。スタークとエゼキエルはマンダリンより派遣された3人の使者、ウィールウィンド、ブリザード、リビングレーザーを説得し、共にマンダリンへ反抗するよう促した。同じくして、リジレントはスウォーン{マイクロボット)を利用してスタークのリパルサー技術の痕跡をたどり、スタークを見つけ出した。マンダリンやチタンメカとの闘いはリジレントの要請を受けたトライアンフ・ディヴィジョンとダイナスティーの加勢で有利となった。リジレントは更にスウォーンを利用してスタークのスーツの改造を行い、マイクロボットを用いてチタンメカに対抗すべく武装させた。最終的に、スタークはマンダリンとの一騎打ちに勝利した。 シアトルに戻ったスタークは新しい技術の開発のために閉じこもり、自身の人生について考えを巡らせた後、宇宙へ向かうことを決心した。 ガーディアンズオブギャラクシーと共に宇宙からの帰還後、スタークは新しい技術のテストをすべくスーツを開発した。エクストリミス・ウイルスを利用した多くの人々を打ち倒したことは自分の人生を省みる機会となり、結果スタークはスター・ロードのオファーを受け、宇宙を探検するためガーディアンズオブギャラクシーに加わることを決意した。宇宙の探索中、スタークは451と呼ばれるリゲリアン・レコーダーに遭遇し、彼はスタークの父に以前会ったことがあること、そして、スタークの出生に関係していること告げた。さらに、レコーダーはスタークが子宮の中にいる際に、意図的に遺伝子操作を行いスタークに高い知性を与え、ゴッドキラーと呼ばれる巨大なアーマーの操縦者となるべき存在へと仕立て上げたと告げた。スタークはゴッドキラーの操縦をさせられたが、不思議と使いこなすことができなかった。451は彼の計画が失敗に終わったことを悟り、ゴッドキラーと共に消滅しようとした。そこでスタークは脳死状態の451を抱え、崩壊するゴッドキラーから退散した。地球への期間中、スタークはなぜゴッドキラーを操縦することができなかったか検討し、451が遺伝子操作した胎児はスタークではなく、スタークは451を騙すための囮に過ぎなかったことに気付いた。その胎児は実はアモ・スタークという養子であり、スタークは彼の居場所を突き止め、451の危険が去り、彼がもはや安全であることを伝えた。その後スタークは451の1000年にわたり蓄積されたデータベースとアモの頭脳を活かし、よりよい世界を築いていくことを決めた。
スペリアー・アイアンマン
チャールズ・ザビエルの頭脳により強化されたレッドスカルとの対決の最中、スカーレット・ウィッチとDr.ドゥームはレッドスカルに対し、彼を打倒すため、彼の理性を捻じ曲げる呪文を唱えた。呪文は効果を発揮し、スカルは倒されたが、呪文の効果は他のヒーローにもおよび、潜在的な悪意を呼び起こされたヒーローが多数出現した。反対に理性を取り戻す呪文もかけられたはずだが、スタークは特別な防御方法を取らなかったようだ。 アイアンマンはサンフランシスコに再び戻り、水道を介して新しいエクストレミスウィルスをすべての市民に感染させようと試みた。また、「エクストリミス3.0アプリ」を使用して各人がダウンロード可能とした。しかし、彼の計画は2段階構成となっており、エクストレミスのアプリを用いた市民への開放の後、アプリに日に99.99ドルの課金制を敷き、売上を新技術の開発に充てた。
スペリアー・アイアンマン Vol1-1
やりすぎた{スペリアー)アイアンマン デアデビル、ペッパー・ポッツ、自身を模した人工知能搭載のコピー、そして寝返ったティーン・アボミネーション達との戦いの後、スタークのサンフランシスコでの計画は、ペッパーの活動により失敗に終わり、スタークへのサンフランシスコ市民の信頼は破壊された。スタークは“怪物”と称されるようになってしまい、スタークのもとから仲間達すら離れてしまった。
タイムランズアウト
宇宙への探検の少し前、イルミナティの仲間たちは新たに浮上した脅威を調査するために、ネクロポリスに再び集まっていた:インカージョン現象である。ユニバース同士が衝突し、アースの収束点同士が衝突することで、存在がすべて消滅してしまうのだ。それを回避するためには片方の収束点、つまり片方のアースを破壊するしか方法はなかった。その最中、スタークは新しいアベンジャーズを組織し、その傍らでスタークはインカージョンへ対抗すべく兵器を作成した。ソルズ・ハンマーと呼ばれるダイソン・スフィアによりソルを武装化させ、反物質注入装置の補助を行った。 他のユニバースの破壊を断ったキャプテン・アメリカに対し、イルミナティのメンバーは彼のイルミナティに関する記憶を消し、追放した。インカージョン現象の出現と、イルミナティがすべての人間から姿を隠したことは、スタークの感情に影響を及ぼし、ブラックスワンはその様子を評して「終わった人間だ」とした。 数か月後、キャプテン・アメリカはウォッチャーの巻き起こした爆発にさらされ、そしてその爆発に巻き込まれた人間はキャプテン・アメリカの記憶が消されていたこと、そしてインカージョン現象を忘れていたことに気が付いた。彼はイルミナティを許さず、彼らを打ち倒すことを決意した。 その時、スタークはインバージョン・スペルをかけられており、またネクロポリスにて捕らわれの身となった。カバルがイルミナティとS.H.I.L.D.の休戦の後に殺された後、イルミナティの一同はネクロポリスにてスタークを解放した。スタークを解放した狙いは、キャプテン・アメリカとスタークが再会することにより、せっかくの休戦協定が崩れることを避けるためであった。 シアーと彼の仲間達がアースを破壊するために降り立ったとき、実はそのアースはマルチバースの収束点に見せかけたおとりであり、アベンジャーズとイルミナティの面々は敵艦隊に復讐しようとした。しかし、彼らの攻撃は失敗に終わり、逃げる最中に、アイアンマンはソルズ・ハンマーのもとに飛び立っていった。 アイアンマンはシアーの艦隊を破壊し、地球を救った。しかし最後のインカージョンが目の前に迫っていた。数分しか残されていない状況で、キャプテン・アメリカはスタークに決着をつけようと告げる。この旧友2人の間の戦いの最中、スタークはインカージョンについて全くの嘘を言っていたこと、そしてインカージョンを止めるための活動をしていなかったことを白状した。結果、最後のインカージョン始まってしまい、アース1610とアース616が最接近してしまう。アース1610のS.H.I.E.L.D.はアース616を破壊しようとすべてのインベージョンを発射し、彼ら二人もヘリキャリアーにつぶされた。そして、二つのアースは衝突しすべてが消滅してしまった。
オールニュー・オールディファレント
アース616が復活した際、スタークの良心もすべて復活し、元に戻った。復活して8か月後、彼の発明家としての地位は脅かされたが、休む間もなく研究所で研究をつづけた。 彼は新しいタイプのアーマーを開発し、復活したマダムマスクにつき従った。
人物
トニー・スタークは多様な側面を持つ人物である。彼は成功を収めて間もない間は、富や名声のことばかり気にしていた。彼には責任感や謙虚さはなく、常に自慢ばかりしていた。これらの特徴はテロリストに捕まった際に大きく転換し、初めてアイアンマンのスーツを発明し逃げた際は、実は根は優しく、過去の罪を償うためのヒロイズムを持った人物であると自身でも気が付いた。 多くの悪徳にも悩まされており、女好き、傲慢、アルコール中毒に悩まされた。これは父や彼の社会的地位に影響を受けている。これらのトラブルによりスタークは世界に対し、シニカルな視線を向けている。 にもかかわらず、スタークはより良い世界を気づくことに身を捧げ、この欲求は時に道徳的に間違った方法をとらせることもある。例えば、彼の技術をブラックボックスにしたり、スーパーヒューマン・シビルウォーにてスーパーヒューマン登録法の施行に向け戦ったりしたことに表れている。しかし、スタークはこれらの活動の後には罪悪感にさいなまれることがあり、事故嫌悪感を増幅させている。スタークは“必要なことをこなせる、自身が犠牲になることを知っていても”と評されており、彼の事故嫌悪感は破滅的な思考や自身の過小評価、及び他人への愛につながっている。 リード・リチャードによれば、スタークは“現代に訪れた未来人だ。人間の進歩の遅さに怒っている。”とされており、スタークの人間関係、モラル、倫理は、彼の考える人類の進歩と生存にとり有益なモノにより影響を受けやすい。スタークはまた「心配性だ。彼はなすことの最初から最後まで非常によく検討する。彼の習慣だ。簡単な答えなどなく、しかし解決法は考えなければならず、彼はただひたすらそれを行っているだけだ」と評されている。 また、スタークは命を奪うことを嫌い、非常手段としてしか殺しを行わない。 アイアンマンは知性や科学技術を用いたヒーローであり、スタークはマーベル・ユニバースにおいて最も知力の高い人間の一人であることに誇りを持っている。
アルコール依存症
“飲みたくて仕方がない、これがアルコール依存症だ。アラス、これは私が飲めないということも意味するんだよ。” 少年時代、スタークは彼の養父であるハワードにより初めて酒を飲まされた。10代のころにはスタークは頻繁にアルコールを摂取した。クラスメイトや女の子たちと仲よくする手段として用いていた。青年期にはアルコールを飲んで働くようになり、アルコールがなければ発明はできないとまで言っていた。 その後、S.H.I.L.D.による彼の会社の買収騒動やアーマーの不調などによりアルコールの量は増え、しまいには無責任な行動や酔ってスーツを稼働させたり、執事で友人のエドウィン・ジャービスへ失礼な行動をしたりしたため、最終的にベサニー・ケイブと共にアルコール中毒の治療に乗り出すことになった。 オバディー・ステインの謀反によるストレスでスタークは再び依存症に陥った。ローディーにアイアンマンの座を奪われ、アベンジャーズからも追放された。スタークのコンディションは最悪の状態となり、家まで失った。彼の親友であるグレティ・アンダースが出産の際に彼の腕の中で死んだことをきっかけに、生に対して新しい価値観を持つようになり、彼はローディに対し依存症を抜け出す手伝いをしてほしいと頼んだ。数週間後、スタークは再びアイアンマンスーツを身にまとった。 ヒロイック・エイジの頃、彼はサーペント・ウォーの最中のオーディンに会うまでは何とか素飲まずにいられた。また、続く数か月間も禁酒に成功した。インカージョンの最中には彼はアースを破壊することを試み、アルコール飲料の瓶を並べ、触りもせず、世界を救えなくとも、一切飲まないことを決意した。ワールド・ウォー・ヘイトの際に、インバージョン・スペルにより新しい人格となった際には再びアルコール依存症となってしまい、「無駄に素面で過ごした時間を埋め合わせる」とまで言った。
力と能力[]
力 トニー・スタークはスーパーヒューマンではない。彼はエクストリミス・ウィルスと呼ばれる技術を用いることにより力を獲得したが、現在は力を失っている。 以前の力 エクストリミス・ウィルス:テロリストにより傷つけられた後、スタークはエクストリミス・ウィルスを注入することで生き延びた。彼は血清を作成し、アイアンマンスーツとの連携を高め、自由自在に操作している。これらの強化はスクラル・インベージョンの際に失われた。スタークの技術に攻撃が加えられ、エクストリミスの力を伝える管が破壊されたからである。これらの能力は以下のものを含む。 テクノパシック・リンク:スタークはエクストリミス・ウィルスをスーツの中に蓄えることができ、直接脳内に投与できるようにしている。アップグレードにより体を自身の体と同様に動かせるようになり、ヘルメット内のコミュニケーション装置やスキャン装置、記録装置なども自在に扱えるようになっている。 エレクトリック・コミュニケーション:アイアン・アーマーとつながることにより、スタークは離れた場所から衛星や携帯電話、コンピューターなどにアクセスでき、さらに彼の声の中枢神経から発する電気信号を利用し、遠隔地の携帯電話などから通話することもできる。 超人的な反射:エクストリミス・ウィルスは彼の動きや反応を強化する。 リジェネレイティブ・ヒーリング:スタークは自身の治癒やアーマーの修理を行える。 体の強化:エクストリミス・ウィルスはスタークの体を必要に応じて変化させる。例:肺の中にワイヤーを生やす、など R.T.ノード:胸に移植され脳につながっているリパルサー技術のおかげでスタークは常人には利用できないことなったタイプのエネルギーや力を利用することができる。リアクターの動力源はスタークの知性を増強し、超人的なマルチタスク処理能力や呑み込みの早さを実現している。代謝や基礎体力、反射速度も強化し、IQも20-30ほど上昇させる。世界滅亡の危機の際にはR.Tノードはもはや使えなくなっていた。 R.Tノードを用いて自在にエネルギーを発射するスターク •エネルギーの発散:R.T.ノードはリパルサーエネルギーを供給するだけではなく、ビームも自在に発射することができる。 •電気フィールドの検出:R.T.ノードがスタークにつながっていれば、彼はすべての周波数の電磁フィールドを感知することができる。 •磁気フォースフィールド:銃弾をはじいたり、人を追い払ったりできる電磁フォースフィールドを生成できる。サイズや力は自在に操れる。 •感覚の拡張:R.T.ノードにより、「よく聞こえる」など超人的な感覚を身につけることができる。 ・浮遊能力:電磁フォースフィールドにより地球の磁場に干渉し浮遊できる。しかしこの能力により飛行することができるかは不明である。 •身体強化:強大な力を持つことができる。 •耐久性強化:信じられないほどの速度での回復に加え、物理的損傷に対しても体制を持つようになる。 サイキックS.H.I.E.L.D.:S.H.I.L.D.により、スタークの精神は強大なテレパシーからも遮断された。
能力[]
天才的な頭脳:スーツによる強大な力に加え、トニー・スタークはMITの博士号を17歳で取得するなど、機械工学の天才である。 “超天才”に分類される知性を持ち、紛れもなく世界最高の知性を持つ人間の一人である。さらに、この頭脳は難しい状況への対処にも役立ち、敵やトラップにその場にあるものを利用して対応しきってしまう。例えば捕らわれの身でありながらスーツを発明し脱出したこともある。彼はまた未来の技術をハッキングして奪った。 スタークは「未来派」として知られており彼は感覚的に未来を直感的に察知でき、スーパーヒューマン・シビルウォーの到来を実際よりも早く勘付いていた。 最近では、スタークの頭脳はR.T.ノードの利用により超人レベルまで高められ、ミスター・ファンタスティックが驚くほどである。 スタークは危機の助けを借りて意識を分割し、完璧に3つのことをマルチタスキングできる。移動、飛行、戦闘、そして情報処理が同時を行うことができ、リード・リチャードに世界最高のマルチタスキング能力者と評された。
アイアンマンVol5 1ヘイスティングスバリアント
彼の強大な頭脳を用いて数種類のアーマーを作成するスターク エキスパートエンジニア:スタークは優秀なエンジニアであり、ほぼすべての機械を修理することができる。 エキスパートビジネスマン:スタークはビジネスの世界でも尊敬を集め、彼の数年にわたり、ほぼゼロから築き上げた巨万の富や長年培った地検により、彼が経済について話すときは聴衆の注目の的となる。彼は従業員に忠誠を求めると同時にと有能なものにはリターンを与えることで知られる。また、彼はビジネスの世界で生き残るため、ドクター・ドゥームに有利な情報を流した従業員を即座に解雇したこともある。彼は望めば、仮に財産をすべて失ったとしても、1週間ですべて取り戻せると豪語している。 戦略家:スタークは優れた戦略家であり、戦略を即座に組み上げ、状況の変化にも対応できる。また、5つの盤を用いたチェスを行った際、一度もチェスを学んだこともないのに、驚くべき腕前を見せた。 熟練した戦闘技術:スタークはキャプテン・アメリカやブラック・ウィドウによりアーマーなしでの戦闘技術を叩き込まれており、ハンマ・インダストリーのガードマンや、5人のスカルソルジャー、スターク・インダストリーの警備員多数のヴォルディ・グラディエーター、そしてマダム・ヒドラとも素手で戦っている。 訓練された射手:スタークは銃火器、特に自身で作成した銃火器の操作に長けている。 アクロバットの訓練経験:訓練を通し、スタークは敏捷性を鍛え、アクロバットも行った。しかしキャプテン・アメリカ達ほどの実力はない。 不屈の魂:アルコール依存症の克服からわかるように、スタークは決してあきらめない不屈の心を持っており、自分より強い者に対しても立ち向かっていく。真の“アイアンマン”はスタークであると言えよう。 マルチリンガル:英語のほかにスタークは日本語、フランス語、ロシア語など多数の言語を操る。また中東の言語にも理解があるらしいが、ウルドゥー語だけは苦手のようだ。
強度レベル
アーマーなしでのスタークの能力は、定期的な運動の成果により常人を少し上回っている。アーマーはスタークの力を計り知れないほど増強し、100トン程度のものを持ち上げるほどである。また、その力は外部ソースによりエネルギーを注入することでもさらに強大になる。
弱点[]
R.T.ノードへの依存:R.T.ノードは、スタークのエクストリミス・ウィルスにより強化された体を補助している。そのため、常にR.T.ノードにつながっている必要がある。 アルコール依存症:スタークは長年アルコール依存症と闘っている。社会的に役割の会社を持つプレッシャーや彼の社会的地位、そしてアイアンマンでいることへの重圧のためである。最近、飲酒を再開してしまった。サーペントの地球への到着をアポカリプスであると信じたためである。 以前の弱み 充電:アイアンスーツは常に充電が必要である。戦闘中でも充電のために逃げることもある。しかし現在では充電の必要はなくなっている。 記憶障害:度重なる記憶の消去・復元によりスタークはもはや長く記憶を保つことができない。ネクタイの結び方などの単純なことすら覚えていられない。 R.T.ノードへの依存:R.T.ノードは、スタークのエクストリミス・ウィルスにより強化された体を補助している。そのため、常にR.T.ノードにつながっている必要がある。
友好関係[]
- キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース(アース616)
- ブルース・バナー/ハルク
- リード・リチャーズ
- プロフェッサーX
- X-MENの指導者。
- ネイモア・ザ・サブマリナー
- 海底王国アトランティスの王。
ヴィラン[]
- マダム・マスク
- ドクター・ドゥーム
- クリムゾン・ダイナモ
- ラジオアクティブマン
- ブリザード
装備物[]
アーマー:スタークは武器を持つ洗練されたスーツを着る。現行のモデルのほかにいくつかの型を作成している。テストのためのプロトタイプや研究や記念のために古い方も保有している。持ち運びのための特殊なブリーフケースを持ち歩いている。いくつかの方は持ち運ぶには大きすぎるため別の回路を必要とする。巨大企業のトップとして、そして天才はつめいかとしてスタークはスーツに必要に応じて機能や技術を追加することができる。
アイアンマンアーマー
R.T.ノードはスタークの胸に埋め込まれている。 リパルサーテクノロジーノード:リパルサー技術ノードはスタークにより発明されたリパルサーテクノロジー由来の核融合発電の一種である。二酸化炭素を排出しないエネルギーとしても利用され、また爆弾としても使われる。ノーマン・オズボーンとの戦いで昏睡状態に陥った後、アークリアクターは、スタークの体を動かすために使われ、強化された図の屋マルチタスキング能力などの能力を付与した。 •スカルアンクレット:あらゆるサイキックを遮断する。
リアリティジェム
•アベンジャーズアイデンティカード •ソルズ・ハンマー:スタークの作成したダイソン・スフィアであり、インカージョンに対抗するための代替案であった。太陽の発するエネルギーを利用し、全地球の2%を破壊することができる。 •アイアンサイト:ドローンカメラのネットワークで、サンフランシスコの監視と警備を行っている。
移動手段
アーマーやクインジェットを使用しないときは、大量に所有している車を利用する。飛行機能が追加されたフェラーリも所有している。
武器[]
アイアンマンアーマーの各種リパルサー兵器システム
ノート[]
•スターク=アイアンマンであるということは、スタークが轢かれそうになっている犬を助ける際に判明した。しかし、アイアンマンは彼のボディガードであると事実を隠蔽した。その後、スーパーヒューマン登録法施行の助けとなるべく、事実を明かした。 ・重大のスタークはフランクリン・リチャーズのユニバースに入ったとき、「再フォーマット」され大人の姿に変えられた。アース616に帰還した際にも大人のままであり、3つのスタークの化身の記憶を引き継いでいた。オリジナルのスタークの旗を調べた際には身体はなくなっており、奇妙な文字が刻まれていた。技術的、精神的、身体的にもポストヒーローズリターンの時のスタークとザ・クロッシングにてアベンジャーズを裏切ったスタークは同一人物のようである。 •S.H.I.E.L.D.のリーダーとして、アベンジャーとして、究極のクリアランスレベルを持っている。
トリビア[]
•スタークは当初、アイアンマンはひょんなことで仲良くなった、困ったときにはいつでも助けてくれる彼のボディガードであるとして事実を隠蔽していた。初めてスターク=アイアンマンだと疑った人物はグレゴール・シャパンカであり、彼がゴールデンアベンジャーに追い詰められ、スターク・インダストリーの天井が破壊された直後に疑いをもったが、スタークはこれを否定した。テイルズ・オブ・サスペンス#51によれば、スケアクロウがスタークから、スターク≠アイアンマンと説明を受けた際には、そのことは周知の事実であったようである。 •好きなスポーツはサッカー。[要出典] •二回チェスでリード・リチャーズを破ったと主張している。 •インビンシブルアイアンマン#500の時点では、スタークは35歳だった。マーベル世界の年表を参照すると、スタークは23歳の時にアイアンマンになったようである。 •三つの博士号を持っている。 •エリア51の所有者である。 •「Stark」は、ドイツ語、スウェーデン語など多数の言語において、「強い」という意味を持つ。 •リーはスタークの人物像を、ハワード・ヒューズに似ていると評し、さらに「最も多面的な人物だ。発明家であり、冒険家であり、億万長者であり、女好きであり、そして狂人である」と述べた。 •血液型はA+である。 •インフィニティ・ガントレットを装備し、使用した初の人物である。Mr.ファンタスティックが当初所有していたが、利用しなかった。 •スタークは、J・R・R・トールキンを嫌っている。 •大うつ病性障害に悩まされている。 •無神論者である。 •デーモン・イン・ア・ボトルまではアルコール中毒に悩まされていなかったが、数年後、フラッシュバックを引き起こすなどアルコール中毒に悩まされていた。 •スタークは伝えられるところでは牡羊座で、3月21日と4月19日の間に生まれた。 インスピレーション&カメオのソース •TV番組エウレカでのネイサン・スタークのキャラクターはトニー・スタークの影響を受けている。 •トニー・スタークは、DCコミックスのスーパーフレンズ#5の舞台裏にカメオ出演している。その際、ハードファンドに75、000ドルを寄付する、とバットマンに語っている。
人気[]
アイアンマンとトニー・スタークのフィギュアは非常に人気があり、多くのランキングにてトップを獲得している: •フォーブス{Forbes.com)の、最も裕福なキャラクタートップ15の中で、4位にランクインした。資産額は12.5億ドルであった。 •ビジネスウィークは、アメリカンコミックの中の最も知的な人物のトップ10にランクインしている。 •アイアンマンは、2011年にはIGNのトップ100コミックヒーローランキングで12位を獲得した。