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経歴

生い立ち

スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフと双子の弟クイック・シルバー/ピエトロ・マキシモフが10歳の時、故郷ソコヴィアが爆撃され、両親は死亡した。双子は救助されるまでの2日間、家のがれきに埋もれながら、目の前にある不発弾を眺めていた。そこにはスターク・インダストリーズの名前が刻んであったため、2人はアイアンマン/トニー・スタークを憎んで育った。

奇跡の時代

ワンダとピエトロは、ヒドラのメンバーであるバロン・ストラッカーに持ちかけられ、人体実験の被験者となった。ヒドラの人体実験を生き延びたのはこの双子のみであった。房の中でワンダはブロックを浮かせ、しばらく見つめてそれを粉砕した。

アベンジャーズがソコヴィアにあるヒドラの研究所を攻撃したときワンダとピエトロは防衛に加わった。研究所内を探索していたスタークがストラッカーが実験に使っていたロキの杖を見つけた時、ワンダはパワーを使いスタークにアベンジャーズ全員が目の前で死んでいるという幻影を見せた。そしてアベンジャーズを対立させる目的でわざとスタークに杖を取らせた。

ウルトロンへの協力

インターネットを介してスターク・タワーから逃れたウルトロンはストラッカーの残したロボットに自分をダウンロードしワンダとピエトロに会った。彼らはソコヴィアの教会で会い、それからウルトロンの基地でアベンジャーズ打倒について話し合った。両親が死んだのはスターク・ミサイルのせいだとしてふたりは協力することに決めた。

ワンダとピエトロはそれから、ウルトロンのために闇市のディーラー・ユリシーズ・クロウからヴィブラニウムを手に入れようとした。双子とウルトロンはアベンジャーズを相手に戦い、ワンダはソーブラック・ウィドウキャプテン・アメリカらに幻影を見せが、ホークアイにも同じことをしようとして反撃を受け頭に電気ショックを与えられた。ワンダはピエトロに助けられハルクヨハネスブルグの街を破壊するのを目撃した。

ワンダはウルトロンとヘレン・チョ博士のラボへ行き、盗んだヴィブラニウムで彼の新しい体を作らせようとした。新しい体が作られている間、ワンダはウルトロンの真の目的が人類の滅亡であるということを知った。彼女とピエトロはウルトロンに反抗しチョ博士をマインド・コントロールから解放した。その後彼女はソウルにおいて、キャプテン・アメリカに協力して電車を止めた。

アベンジャーズ参加

ワンダはピエトロ、キャプテン・アメリカらと共にアベンジャーズ・タワーを訪れた。そこではトニー・スタークとブルース・バナーが中にJ.A.R.V.I.S.を持つウルトロンの新しい体を起動しようとしていた。ピエトロは妨害したがそれはソーによって起動された。ワンダはヴィジョンの誕生を目にしたのである。

彼女とピエトロは、ウルトロンによる最後のソコヴィア攻撃に対してアベンジャーズと協力することを選んだ。ウルトロンはソコヴィアを宙に浮かせ、ワンダは対峙している敵の強大さとそれを生み出した自分の責任によって一時的なパニックに襲われた。しかしホークアイの言葉により戦う決意をし「復讐者」となった。

ワンダはニック・フューリーS.H.I.E.L.D.ヘリキャリアーに乗って現れるまでアベンジャーズと共に戦った。メンバーの数人は住民を避難させようとしていた。ワンダはウルトロンのリアクターを見張り、彼の兵隊が近づけないようにした。彼女は弟ピエトロがホークアイとソコヴィアの少年をかばって死んだことを感じ取った。復讐に燃えたワンダはバスの残骸の中の破壊されたウルトロンに近づきロボットの「心臓」を体から引き出した。その後まもなくソコヴィアの街は落下しはじめ粉々になっていったがヴィジョンが現れて彼女の命を救った。

戦いの後、ワンダはブラック・ウィドウ、ヴィジョン、ファルコンウォーマシーンらの新たなアベンジャーズの戦士として迎え入れられた。

キャラクターの特徴

ワンダと彼女の兄弟ビエトロは東ヨーロッパのアクセントを持つ。

力と能力

  • 念動:ワンダには精神を動かし、浮揚し、彼女の心の力を通して物体を操作する力がある。そして、ストラッカーの秘密の施設で閉じ込められる間、ワンダは建築用ブロックを周囲で動かし、その力を示した。彼女は、分子と粒子に影響を与え、コントロールすることもできる。
  • エネルギー爆発:ワンダには彼女の手から独特の赤みがかったエネルギーを発生させる力があって、エネルギー爆発を引き起こすために、それを利用することができる。彼女自身の超常的で強力なエネルギーを用いて、または粒子や分子、物理的な力を集約することで、エネルギーの爆発、球体、波、さらには稲妻までも作り出し、敵にめがけて放つことができる。これらのスペースはあらゆる形態に変容し、彼女の遠隔の念動範囲を形作った。そして、その念動に可視性と赤みを与えた。ターゲットがそのエネルギーに当たったとき、彼女は念動を利用してさらなるダメージを与えることができる。彼女がビエトロの死を感じて、悲しみと怒りで叫んだ時、赤みがかったエネルギーの波を生み出し、周囲にいたウルトロンの哨兵をバラバラにして崩壊させた。さらにワンダは、超常的なエネルギーの稲妻を生み出し、光を放つこともできる。
  • エネルギー・シールド:マキシモフは、シールドと身を守る超常的エネルギーによるシールドやバリアを作り、自身や仲間を守ったり攻撃をそらしたりすることができる。
  • テレパシー:ワンダは他の、例えばトニー・スタークのように感覚を持つ存在の心を読む力がある。彼女はスタークがウルトロンの思考マトリクスをアップロードしている最中に彼に最高の恐怖とヴィジョンを見せた。しかし、ロボットの形であるウルトロンの心を読むことはできなかった。彼女は、心を通して意思疎通、意思表示をすることもできる。
  • 心理操作:ワンダには他人に最大の恐怖を見せることによって催眠を通して精神的な不活発性の形を展開する力がある。同時に彼女は他の感覚のある存在の心を調べることができる。彼女のテレパシーがそうであるように、この力は神経電気インターフェースを通して実現する。彼女はこの力を使ってアベンジャーズを麻痺させ、過去の黒歴史を想起し闇のような世界の中に吸い込み、彼らはウルトロンによって撃沈された。この力が使用されるとき、ワンダの赤みがかったエネルギーはより霧のような形をとる。そして、ニューロンの形で犠牲者の脳内に漂う。その影響力は犠牲者の虹彩色をゆがめ、彼らは赤みがかった光を放つ。これにより彼女は他人の行動をコントロールすることができる。まさに彼女がソコヴィアの多数の市民の避難を保護する際にしたように。彼女の心理能力は強力で、石の支配からチョー博士を解放した時に目にした、実在する最も強力な物体のひとつであるマインド・ストーンの効力を跳ね返すほどである。彼女は、自由に記憶、考え、運動、感情と他の感覚を操ることもできて、睡眠または痛みを誘導することも可能であり、何の苦もなく幻想を引き起こすこともできる。

能力

  • 多言語使用:ワンダはソコヴィア語に堪能で、英語(重いソコヴィア語アクセントではあるが)を話す。

人間関係

登場作品/女優

  • マーベル・シネマティック・ユニヴァース(2映画)
    • キャプテン・アメリカ:ザ・ウィンター・ソルジャー(1回目の出演) – エリザベス・オルセン
    • アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン– エリザベス・オルセン
    • キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー – エリザベス・オルセン
  • マーベル・シネマティック・ユニヴァース(1TVシリーズ)
    • S. H. I. E. L. Dのエージェント
      • 映画の「汚れた6人」(言及のみ)
  • マーベル・シネマティック・ユニヴァース(1冊のコミック)
    • アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン・プレリュード– このセプターの島

作品背景

  • 映画中の登場人物はアルティメット・マーベル版に基づいている。

トリビア

  • シアーシャ・ローナンがオファーをパスしたあと、エリザベス・オルセンが役割を引き受けた。
  • リンジー・ローハンは、役割のオーディションを受けた。
  • キャプテン・アメリカ:ザ・ウィンター・ソルジャーでのエリザベス・オルセンの役割はクレジットされていなかった。
  • ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーのディレクター、ジェームズ・ガンは、双子が当初は映画の終盤のクレジットシーンの前に登場する予定であったことを明かした。
  • ワンダは、ジャーインとデイジー・ジョンソンに続いて、またアリーシャの前に、超能力を持つ者としてマーベル・シネマティック・ユニヴァーズに登場した第3の女性である。
  • アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロンにおけるワンダの登場時間は20:59

関連リンク

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