Fandom


Fandomがまだwikiaという名前だった頃――。

日本でwikiaが展開された当初に、英語が読めるのでNetflixやMCUの海外で公開されたTrailerを

翻訳を少し付けてここでアップしていた。

自分の好きなMarvelという作品をたくさんの人に知ってもらいたい。

Marvelの面白さを共有したいという想いでやっていたことだった。

自分が好きなことなので苦ではなく、楽しく編集作業をしていた。

その活動もあってか、Fandomの方から声をかけていただくこともあった。

本当に嬉しかった。あんな体験は生まれて初めてだったからだ。

ただ、当時の僕は私生活。特に仕事が忙しく、

東京へのお誘いも泣く泣くお断りすることばかりになってしまっていた。

僕の職業はシナリオライターだ。

ありがたいことに、今ではメインストーリーを任されるまでになったが、物足りなさを感じていた。

そう。自分の描きたいのは、もっと見たいのはMarvelのヒーローたちの活躍なのだ。

当初はAvengersで日本中が沸いていたぐらいだが、今ではMCUはSpider-man Far From Homeまで制作され、

ドラマはDare Devil、Jessica Jonesをはじめ、RunawaysなどEarth-19999のユニヴァースは広がり続けている。

職場やTwitterでMarvelで一番好きなキャラクターはと聞かれたらSpider-UKと即答する。

その次にSpider-manとCaptain Americaが同率一位だ。

この二人のヒーローだが、どちらも一位だからといって、

僕のSpider-manとCaptain Americaに対する想いは少々異なる。

Spider-manはやはり、「Your Friendly Neighborhood Spider-Man」と

「With great power comes great responsibility」の精神が強い。

世界や宇宙を救うヒーローたちはもちろん魅力的だが、Spideyはもっとも身近なヒーローと言える。

誰かが悲しんでいる時。世の中、苦しいことばかりだと嘆く時。独りぼっちだと寂しさを感じる時。

Spideyが頑張っているからと思えば、心が軽くなる。

SpideyことPeterもまた恋愛、仕事、ヒーロー活動を全て完璧にこなそうと躍起になっている。

どれも彼にとって大切なのに、MJとの恋愛が上手くいっていれば、JJJに無理難題と給料無しと言われたり、

仕事が上手くいけば、ヴィランにコテンパンにされたり、全てが順調と言える日の方が少ない。

悩み、落ち込み、葛藤する日々。それでもPeterは諦めることはない。

どんな状況でも必ず救いはあると足掻き、最善を尽くす。

自分を驕らず、隣にいて寄り添ってくれる。

それは、僕が悩み、悲しんでいる時、そばにいて励ましてくれる感覚にしてくれる。

対して、僕にとってのCaptain Americaは、みなさんも同じかもしれないが、完璧の存在である。

もしかするとSteve自身は、己を完璧だなんて思っていないのかもしれない。

それでも、高潔な精神と圧倒的なリーダーシップ。

相手がどんな強敵であろうと、間違いを犯す者や、邪悪を許さず、徹底的に戦い、そして仲間を鼓舞し、

導いてくれる。

そう。僕にとってCapとは、悩み惑う時や、諦めた時に、目の前に立ち、心を引っ張り上げてくれる。

導いてくれる存在だ。

原作コミックでこの二人の存在は大きい。

僕はそんな二人を映画でも観たいと思っていた。

MCUはご存知の方も多いと思うが、正史であるEarth-616をベースにはしていない。

もちろんMCU版CIVIL WARなどは正史からアイディアを得ているだろう。

ただ、MCUはEarth-1610。つまりUltimate Universeをベースに作られている。

なので、ホークアイがモッキンバードことボビーと結婚していなかったりする。

※ボビーはMarvel's Agents of Shieldに登場している。

Ultimate UniverseをベースにしていようともCapが素晴らしい存在で、ヒーローたちのリーダーであることに

変わりはないし、ThorもMCUを観てから好きになった。

だがしかし、大好きなSpideyだけが、「何か違う」と感じてしまうのだ。

トビー・マグワイアやアンドリュー・ガーフィールドが演じた時とは明らかに違う。

そう。トム・ホランド版は幼いと感じてしまう。

確かに高校生という設定はコミックと同じだ。しかし、明らかに精神年齢が低いと感じてしまう。

ベンおじさんという存在がいないせいだろうか。

いや、MCUにもベンおじさんは確かに存在している。CIVIL WARでPeterがトニーに勧誘された際、

語った言葉や、Home Comingでネッドに言った言葉、Far From HomeでPeterの部屋にあったカバンに、

確かに存在した軌跡がある。

ただし、MCUではトニーがPeterのメンターだ。

トニーのせいでとまでは言わない。が、トニーに比べれば、ベンおじさんの方がはるかに人格者だろう。

トニーの人となりはコミックを読んでいる方にはわかるはず。

さらに、Spideyの時のジョークが少ないのも、らしさが感じられないのではないか。

トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドのSpideyはもちろん、PS4ゲームのMarvel's Spider-manでも

コミック同様に、Spideyの代名詞でもあるジョークを言い放ちながらの戦闘はあった。

けれど、MCUでは明らかに少ない。

極めつけはエンドゲームで、アウトライダーたちをアサシンモードで殺したことだ。

これはSpideyのコミックを書いているライターもTwitterで発言していたが、

Peterはたとえ相手がエイリアンであろうと殺しはしない。

まさにその通りだ。

Batmanがどれだけジョーカーに追い詰められても、たとえジェイソンを殺されようとも、

不殺を誓い続けるように、Peterもどんな悪党であろうと殺しはしない。

Capは戦時中、敵を殺しているが、Peterは殺さないことに意義があったはず。

そして、Far From Homeではエンドゲームの直後だというのに、MJとの恋愛を優先し、

エレメンタルズをミステリオやフューリーたちに任せ、自分は学生生活を満喫しようとする。

もちろんPeterの気持ちもわかる。5年間、自分は時が止まり、辛い戦いを経験した。

個人の幸せを願うことは大いに賛成だ。

だが、目の前の脅威に対し、必要だと言われながらも、自分はと手を引くのは違う気がする。

こうして書いているが別段MCUを否定しているわけではない。

MCUは大好きだ。MCUのAvengersの予告を劇場で観て、感動し、そこから初めてコミック版CIVIL WARを

買ったのが本気でMarvelのファンになったきっかけなのだから。

トニーに対して思うところはあるが(笑)

MCUという同じ世界観の中で生きているはずのDare DevilやJessica JonesがCapたちと

関わらないのもずっとモヤモヤしている。

Dare DevilはMarvelのドラマの中でも屈指の傑作だと言えるレベルだと思うからだ。

https://mcucosmic.com/2019/10/20/two-of-the-defenders-may-live-on-in-the-mcu/

↑真偽は定かではないが、MCUの映画でDare DevilとJessica JonesとPunisherは同じキャストで

再登場するかもしれないらしい。

だからこそ、もっといろんな可能性を見たいのだ。

そこで思った。Twitterでは様々なIfがTLに流れてくる。

主に日常的なものが多いが、僕はしっかりとした戦いありの物語が見たい。

しかし、無いのだ。

ならば、自分で書けばいいのではないかという結論に達した。

いよいよ11月12日から海外ではDisney+が配信開始する。

Marvelのラインナップの中に「What if……」がある。

これはコミックでもあるシリーズだ。

もし○○なら? というIf展開を楽しむもの。

そうだ。What ifがあるのならば、自分の思い描くストーリーを書いてみよう。

僕は小説家になろうや、カクヨムで小説を公開しているが、その場所でWhat if……を公開するのは、

どうなのかと思った。

ならば、このFandomならばどうだろう?

ここはMarvelの情報を集め、編集する場所であり、様々な情報を発信する場でもある。

ここでなら僕の書いたWhat if……を公開する場に適しているのではなかろうか。

もちろん、これは僕自身がこうあってほしい。こんな可能性も観てみたかったという

願望をもとに書く。

だから、面白いと言ってくれる人もいれば、嫌いだという人もいるかもしれない。

だが、僕がMarvelやDCといったアメコミを心から愛していることは信じてほしい。

長々と書いたがこれでおしまいにしようと思う。

次回からWhat if……の更新を開始しようと思います。

今回はなぜ書こうと思ったかの経緯をつらつらと書いてみました。

それではまた。Excelsior!!

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