- 「なぜここに来た？ 平和を作るためか？ 戦いを望んでいるな。渇望している。 お前は自分が男であることを証明しようとしているだけの若造に過ぎない。」
- -ラウフェイ
ラウフェイはヨトゥンヘイムに住む氷の巨人たちの王で、ロキの実父。かつてアスガルドとヨトゥンヘイムの間で起こった大戦の最終局面においてアスガルドの王・オーディンとの一騎打ちに敗北し、氷の巨人の力の源である古代の冬の小箱を引き渡した。その後もオーディンへの復讐の機会を虎視眈々と狙っていたが、その復讐心をロキに利用され彼に殺害された。
生涯[]
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人物[]
能力[]
- 氷の巨人の生理機能：氷の巨人である彼は超人的な力、耐久力、スピード、敏捷性、スタミナ、反射神経、治癒力など同族に共通する様々な超人的特性を全て備えており、非常に長寿で、氷を操る能力も持っていた。皮膚は全て青色で、彼らの住むヨトゥンヘイムに馴染んでいる。
- 超人的な力：他の氷の巨人と同様に並外れた超人的な力を持ち、その力とリーダーシップであらゆる戦争を戦い抜いた。また、アスガルド人のフリッガを容易く押し退けた。
- 超人的な耐久力：彼の肉体は極めて頑丈だった。ソーのムジョルニアによる攻撃を受け、壁に激突したが、一時的なダウンにとどまった。しかし、グングニルにはかなわず、瞬時に消滅した。
- 超人的なスピード: 超人的な速さで走ったり移動したりすることができた。
- 超人的な敏捷性：生まれつき人間をはるかに凌駕する敏捷性を備えていた。
- 超人的なスタミナ: ストレスの多い身体活動、退屈な戦争、そしてヨトゥンヘイムを侵略したアスガルド人を執拗に追跡することを止めることなく耐えることができた。
- 超人的な反射神経: 高速で移動する物体に反応して回避することができた。
- 再生治癒因子：肉体の耐性にもかかわらず、他の氷の巨人と同様に負傷する可能性があった。しかし、ソーに壁に投げつけられた時のように負傷から素早く回復し、すぐに回復することができた。
- 長寿：他の氷の巨人と同様に非常に長寿であり、老化の速度が非常に遅く、数千年も生きることができた。西暦965年から2010年まで目立った老化は見られなかった。
- 氷の操作：氷を創造し操る能力を持っていた。氷は彼が思い描くほぼあらゆる形に変形させることができ、多種多様な武器や道具を氷で作ることができた。オーディンスリープ状態のオーディンを殺害するため、氷の短剣を鍛造した。
- 寒さへの耐性:氷の巨人としての体質により、寒さに対する耐性があり、常人なら死滅するほど寒い領域であるヨトゥンヘイムで何千年も暮らすことができた。
- 熟練した戦闘スキル：非常に熟練した恐るべき格闘家だった彼はオーディンやソーと互角に渡り合ったものの、徐々に圧倒されていった。
- 熟練した戦術家：アスガルド/ヨトゥンヘイム戦争において氷の巨人を率いて戦いに赴いた。また、オーディンの宝物庫への侵入を企み、ソーを戦いに駆り立てて追放させた。
装備[]
武器[]
- 古代の冬の小箱：アスガルド/ヨトゥンヘイム戦争において、地球征服を企てた際、この小箱を主力武器として用いた。この箱を開けると、無限の吹雪のような冷気を放ち、行く手を阻むものすべてを凍らせることができた。ヨトゥンヘイムでの戦いでオーディンがヨトゥンヘイムからこれを持ち出し、アスガルドの宝物庫に保管した。
トリビア[]
- コミックにおけるラウフェイはオーディンとの戦いで殺された。
- 北欧神話におけるラウフェイはロキの母親で、父親の名はファールバウティである。
参考リンクと出典 []
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